ときには心配させてみる

電話をめぐる男と女の攻防では、「どちらがかけるか」といった話題がよく取り上げられますが、「どちらが先に切るか」というのも侮れない問題です。

「電話をかけるのはいつも私。たまには彼のほうからかけてきてほしい。」と思っている人は、彼と話したいのを我慢するよりは、いったんかけて切ってみることで、彼を心配させてやりましょう。

普段のように電話をして、少ししゃべったら、「ごめん、電話がかかってくるから」と言って、さっさと切ってしまうのです。

これをやられると、男のほうは不安で仕方がありません。

普段はいくらマイペースの男でも「誰からかかってくるのだろう？」と気になりはじめ、「ひょっとしたら他の男では…」と心配でヤキモキするはずです。

そうなれば、後で彼のほうから電話がかかってくる可能性が高いです。不安でいっぱいの彼は「誰から電話があったの？」と聞いてくるかもしれません。

そのときは、適当にはぐらかして嫉妬心を煽るよりは、何でもない相手であることを話してすっかり安心させてあげましょう。

結果的に安心することになっても、そこにいたるプロセスでどれだけ不安だったかかは彼の記憶に残ります。

あなたを取られたくない、失いたくないという自分の気持ちにあらためて気づき、ますます深くあなたを愛するようになるでしょう。

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